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専門の病院

薬と水

リスクが高い

双極性障害を正しく治療しなかった場合には、後々命に関わる危険性が高まってくることがあります。それは、自殺によるものです。実は、双極性障害は死亡率の高いうつ病の一種なのです。そのため、間違った治療方法を行なってしまわないようにしましょう。なぜ、自殺に発展するのかというと、鬱の時に自分の行動や言動を思い出し、激しく自分の追い詰めることが多くなるのです。自分の責任、自分のせい、自己嫌悪や自己破壊に陥るのです。そして、躁と鬱の状態が混ざっている時間帯には焦る気持ちがあり、自分の行動を抑制出来なくなります。極めつけは海外の研究結果です。ある調査の時に双極性障害の患者の5人に1人の人は自殺ということになってしまったとされています。このような過ちを起こさないためにも、早めに治療に向けて検査を行いましょう。

検査での注意点

双極性障害での検査方法では、身近な人と一緒に検査を受けるようにしましょう。そうすることで、本人の周りから見た症状がハッキリと医師に伝わることが多くなります。本人の周りの人が一緒に病院に付き添ってくれることで、欠かせない情報源が得られます。問診の時での検査内容は家族に双極性障害の人はいるのか、躁の状態だったことに自覚があるのか、うつの病態になったことが過去にあるのか、抗鬱剤を服用した時に気分が高まることがあったのかなどが問われます。中々病院に患者を連れていくことが難しいかもしれません。特に躁状態の時には、気分は高まっていて本人自身が調子が良いので病院へ行くことに納得できないことが多いのです。病院に行く為の同意を得るためには、調子の悪いうつの症状が見られているときにしましょう。周りから見ても鬱の症状や様子がおかしい状態が2週間以上続いている場合には、病院での検査を行なうようにしましょう。

潜在的な双極性障害患者数

双極性障害は躁状態と鬱状態を繰り返す病気です。人によって躁と鬱状態の出現期間や頻度は違ってくるため、日本ではうつ状態の診断を受けた人が実は双極性障害であったということもあるようです。うつ病の患者のおおよそ10人に1人は双極性障害であると言われています。というのも、躁状態が出現して初めて双極性障害という診断ができるのですが、人によってはうつ病になり数年後にやっと躁状態になったという人もいます。また、双極性障害の研究もまだ進んでおらず、原因がはっきりわかっていないことも一つの理由です。このため、うつ病の診断を受け治療を長くにわたって受けているが改善が見られない場合、双極性障害だったということもあります。

精神疾患も視覚的にわかる検査を

身体的な病気の場合ですと、様々な検査をすることで病気の判断が可能です。しかし精神疾患になるとどうしても医師の問診や家族の話からの診断になってしまいます。そのため診断を受けた本人は病気に納得できない事もあり、家族や身内でトラブルになることもしばしばあります。しかし近年、精神疾患も脳の病気の一つとして検査で明確にわかるようになってきました。それが光トポグラフィー検査です。これは脳の血流量によりどんな病気かを判定する検査です。検査中は頭にベルトのような器具を装着し質問に対して考えるだけです。健常者、双極性障害、うつ病、統合失調症、の脳内への血液流量はそれぞれ違います。この差から明確なグラフ化するのです。医師はこの結果と診察をもとに診断をしていきます。